絵や写真の英語説明は、知っている名詞を並べる練習ではありません。聞き手に全体の場面を示し、重要な動作や位置を選び、見えていることと推測を分けます。身の回りの写真で10分の練習ができます。
四つの順序で話す
1. 全体を一文で言う。 This photo shows a small café on a rainy day. いきなり細部を数えず、どんな場面かを示します。
2. 大切な動作や特徴を二、三つ選ぶ。 A woman behind the counter is handing a cup to a customer. Two other people are waiting by the door.
3. 必要な位置を補う。 On the left, there's a bicycle leaning against the window. 全ての物の位置を説明しなくて構いません。
4. 推測には推測の印を付ける。 It looks like they're waiting for a table. The customer might be in a hurry, but I can't tell from the picture. 写真から分からない気持ちを事実のように断定しません。
日本語の「たぶん」「~に見える」をどこまで英語で保証できるかを意識し、looks like、might、I can't tell を使い分けます。重要事実と個人の想像を一つの平叙文に混ぜないことがポイントです。
物の名前が出ないときは説明で進む
the metal thing next to the cash register のように、形、用途、他の物との関係を使います。正確な名称が話の中心に関係なければ、途中で調べるために写真説明を止めません。
これは実際の会話で使う言い換えの練習です。nice、beautiful を繰り返す代わりに、どの部分からそう感じたかを一文足します。
同じ写真で目的を変える
最初は scene / action / position / inference のメモで60秒。次は写真を見られない友人への説明として重要順を考え、最後は二枚比較や、その場で何が起きたかの説明をします。
録音で聞き手が場面を想像できるか、事実と推測が混ざっていないかを確かめ、最も詰まった表現だけを直します。高級な形容詞を全員に付ける必要はありません。
直したい文はミラーセイで意味を話して自然な表現を聞き、リピートしてからもう一度写真を説明します。与えられた模範解答の暗記より、同じ骨組みで自分の言葉を作ることが目標です。
参考文献
- Council of Europe. (2020). *Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment – Companion volume*. CEFR補完版
*ミラーセイ(MirrorSay)は無料のAI英会話練習アプリ。言いたいことを話すと自然な英語を表示し、音声でリピート練習できます。登録不要、音声は可能な限り端末内で処理します。*
