独り言英語は、いま見ていること、していること、経験したことを台本なしで英語にする練習です。相手がいなくても、自分に具体的な質問をして即興で答えられます。書いた英文の暗唱とは分けて考えます。
HuangとLiuの研究では、CEFR B1の大学生28人が4週間のsoliloquizingに取り組み、発話の流暢さと学習態度の改善が報告されました。時間を徐々に短くする条件も検討されていますが、少人数の一研究なので全員に同じ効果を約束できません。フィラーを全て禁止する必要も示されていません。
今やっていることを短く実況する
料理、支度、片づけなど、背景知識のある場面を選びます。
I'm looking for my keys. I thought I left them by the door, but they're not there. I'll check my bag next.
日常の短い文で十分です。一語が出てこなければ、物の形や用途を説明して先へ進みます。止まらないために意味のない音を入れ続ける必要はありません。
自分への質問を一つ足す
物の名前を連ねるだけにならないように、Why did that happen?、What will I do next?、What would I do differently? と問います。
What went wrong this morning? I left late because I couldn't find my charger. Next time, I'll put it in my bag at night.
質問者と回答者を交代で演じても構いませんが、両方のセリフを先に覚えないようにします。問いを口にしてから、そこで初めて答えを考える部分を残します。
準備時間と発話を少しずつ変える
「今日の小さな困りごと」など、知っている話題を選びます。最初は1分でキーワードを三つ考えて60秒話し、次はその語だけを見て45秒で話します。別の日には近い話題を原稿なしで試します。
無理に速くするのではなく、構造化しやすくなることが目的です。録音を比べるときは、長い沈黙、説明の筋道、先回直した表現の再使用のどれか一つを確認します。
自分へのフィードバックを外から補う
独り言を続ければ全て自然になるわけではありません。最もうまく言えなかった一文をミラーセイで話し、自然な英文を聞いてリピートし、テキストなしで元の話題へ戻ります。
毎日残すなら英語音声日記、同じ内容の言い直しには4/3/2練習を使えます。頭の中で作るだけでは、実際の発話の確認にはなりません。
参考文献
- Huang, S.-E., & Liu, Y.-T. (2022). How to Talk to Myself: Optimal Implementation for Developing Fluency in EFL Speaking Through Soliloquizing. *English Teaching & Learning*, 47, 145–169. 全文 · DOI
*ミラーセイ(MirrorSay)は無料のAI英会話練習アプリ。言いたいことを話すと自然な英語を表示し、音声でリピート練習できます。登録不要、音声は可能な限り端末内で処理します。*
